
寒中見舞いって皆さんご存じですか?
暑中見舞いと言うのは皆さん知っていると思いますが、
寒中見舞いはがきは季節も寒い時期に送る物ですので
暑中見舞いハガキの対極に位置していると言っても良いでしょう。
その寒中見舞いのはがきですが
暑中見舞いのハガキよりも実は中々の優れものなんです。
寒中見舞いはがきの優れている所は、
寒い時期の友人や親戚への近況報告や安否の確認などの
一般的な季節の挨拶状として送るだけではなく、
- 喪中の連絡が間に合わなくて年賀状を頂いた方への非礼のお詫び状に、
- 年賀状を投函してから喪中のハガキを頂いた時のお詫びの挨拶状に、
- 喪中のハガキに対する返礼の挨拶状として、
- 年賀状の返信が遅くなり松の内が明けてからの返信用として、
寒中見舞いのハガキはいつまで出せますか?
寒中見舞いのはがきを使う時期は
小寒(寒の入り)から立春(節分)迄の間です。
立春(節分)は2月4日頃ですのでこの頃までには
寒中見舞いのハガキは出しておきましょう。
小寒は1月5日頃からですが、
一般的には松の内を過ぎてしまってからの1月7日頃から出しています。
何故、松の内が過ぎてからかと言いますと
元旦から6日(地域によっては14日や19日)までは松の内
と言ってこの間は年賀はがきでの挨拶になります。
寒中見舞いのハガキはその後からと言う順番ですので
松の内が過ぎてからの投函が寒中見舞いと成ります。
注意して頂きたいのは、出し始めになります松の内の期間は
お住まいの地方や地域で異なっていると言う事です。
関西では、元旦から1月14日か19日頃が多くて、
関東では1月1日から1月6日が多いです。
ですから関西圏では15日か20日が、関東圏では7日が松の内の明けになります。
あくまでこれは一般的な日にちですので、
お住まいの所の松の内の明けから寒中見舞いのはがきを出してもらって構いません。
出し終わりは立春(節分)の2月4日頃と決まっていますので、
寒中見舞いのハガキは2月4日までには届いているのがベストです。
寒中見舞いいつまで出せるか2016年度分を知りたい?
寒中見舞いのハガキは遅くとも立春(節分)の
2月4日頃には着いているように逆算して出します。
そして、寒中見舞いハガキの出し始めになる松の内の明けは
各地域や地方によって違いますが出し終わりの立春(節分)の2月4日頃は
日本国中何処でも一緒です。
年毎に変わるということはありませんので、
2015年も2016年も2017年も変わりません。
2月4日頃迄には届いているように出しましょう。
まとめ
- 小寒(寒の入り)の1月5日頃から立春(節分)の2月4日頃迄の間に出す。
- 一般的には松の内が過ぎてから出し始める。
- 松の内の明けの日にちは住んでいる地方や地域で変わるので注意。
- 2016年度の寒中見舞いハガキも立春(節分)の2月4日頃迄には先方に着いている事。
暑中見舞いハガキは暑い季節の友人や親戚への
近況報告や安否確認などの挨拶状だけですが、
寒中見舞いはがきは寒い季節の友人や親戚への
近況報告や安否確認だけではなくて、
この様に特別な挨拶状としても使えます。
特に喪中での関係の挨拶状としてはとても役に立ちますので
寒中見舞いハガキを出す時のマナーは覚えておいて損はありませんね。